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2012-05-11

やっぱりゲームにはコントローラーでしょ!




MacのApp Storeがオープンしてからもうすぐ2年。それまではゲームをするならWindowsといった風潮でしたが、少しずつMacでできるゲームの数も増えてきて、お気に入りのMacでゲームライフをエンジョイしている方も多いのではないでしょうか?
ただ、やはりコンピュータ上でのゲームですから基本的にはマウスとキーボードでのプレイとなり、そこだけはどうしても馴染めないという方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方に向けて、ゲームパッドでMac上のゲームをプレイする方法をご紹介致します。




まず必要なものはゲームパッドですが、オススメはXbox360の専用コントローラーです。私自身、Xboxは持っていませんので、接続方法がわからなかったのですが、どうやらXboxのコントローラーはUSB接続らしく、そのままMacにポン付けできるということでしたので、早速購入。


Xbox360用のコントローラーには「有線」と「無線」の2種類がありますが、今回は有線のものを選択。

しかし、さすがにこれをMacにつけただけで全てのゲームに適応してくれるというわけではありません。そこで、必要になってくるのがApp Storeで購入できる「GamePad Companion」(700円) というアプリケーション(アプリの価格は現時点でのものですので、購入時にはご自身で改めてご確認ください)。


こんな感じのアイコンのものです。

事前に購入しておいたXbox360のコントローラー(有線)をMacのUSBポートに差し、App StoreでダウンロードしたGamePad Companionを起動すると、以下のような画面が出てくるはずです。


まずは、画面左下にある「On・Off」ボタンが「Off」になっていることと、接続したゲームパッドが選択されていることを確認してください。

次にXboxのコントローラーで任意の(設定したいボタン)を押すと、画面右上の方にある「Gamepad Buttons」という場所に表示されている文字が色々と変わるはずです。

例としてコントローラーの十字キーの上ボタンにキーボードの「W」ボタンを割り当ててみます。


まず、Xboxのコントローラーで十字キーの上を押すと、上部の画像のように「GamePad Buttons」の欄が選択されると思います。


次に、「Button Actions」という欄から「Single Key...」の部分を選択します。
選択すると「Press any key on your keyboard to have it mapped to the currently selected controller button(button, axis,...」(現在選択されているコントローラーへボタンを割り当てるためにキーボード上のキーを押してください)といったメッセージが出てきますので、キーボード上の「W」を押します。


そうしますと、「Button Value」の欄に「W」と表示されます。つまり、コントローラーの上を押した時には、Macがキーボードの「W」を押した時と同じ動きをしてくれるということです。

この作業をそれぞれのボタンで行えば、基本的にはどのゲームもコントローラーでプレイすることができますし、ゲーム以外の動画再生の時などにも簡易的なコントローラーとしてしようすることができます。

ちなみに、割り当てることができるのはキーボードだけではなく、マウスの右クリックや左クリック、スクロールアップなども設定することができますし、反応スピードなので調整をすることができます。


 全てのボタンの設定が終わったら画面右下にある「layouts」から「Save a layout...」を選んで、名前を付けて保存します。セーブすることによってそれぞれのゲームにあったボタン配置を保存し、必要な時にまたすぐ使えるようにすることができます。

実際にゲームで使用する前には、「Layouts」の欄で使用したいものが選択されているのを確認してから、画面左下の「On・Off」ボタンを「On」にします。


Mac App Storeのゲームは堪能したいけれど、どうにもキーボードでの操作には馴染めないという方、試してみてはいかがでしょうか?


 「GamePad Companion」(700円) - App Store