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2012-06-11

ソーシャルセキュリティーは未来の保険?




facebookやtwitterをはじめたSNSの勢いは留まることを知りません(今のところは・・・)。しかし、たくさんの人が参加すればするほどトラブルは起きるもの。ということで、そんなSNSを介したトラブルを視野にいれた保険の登場というのも考えられるのでは?というお話。






個人にしろ企業にしろソーシャルメディア絡みの問題があとをたちません。最近では、ある女の子がテスコ(特にイギリスとはじめとしたヨーロッパで人気のスーパーマーケット)で買い物をしていたら自分の写真が使われているTシャツを発見し、訴えたということがありました。

またマクドナルドはツイッターで「あなたのマクドナルドに関するストーリーを教えてください」というハッシュタグで募集をかけたところ、ほとんどのリプライが酷くネガティブで批判的なものだったということもありました。

ソーシャルサービスは非常に便利なものですが危険をともないます。オンラインバンキングやメールアカウント、その他のクラウドサービスなどサービスは様々ですが、きちんと管理してないと経済的な損失や名誉失墜の原因となりえます。また、CⅡによる最近の調査では、消費者の失業や離婚、名誉毀損等の弁護士費用に対する保険への関心などが報じられています。

もちろん、個々人が気をつけて各種サービスを使用している分には問題ないのだと思いますが、「万が一」ということもありますので、それに備えたいと思う消費者がでてくるのもうなずけるところです。


以下は、実際に起こったソーシャルメディア絡みの事件です。


Gilbert Gottfried

アメリカ人コメディアンのGottfried氏がツイッター上で東日本大震災からみのジョークをつぶやいたところ、彼のスポンサーであるアフラック(75%の事業が日本で行われている)が起用をとりやめるという結果になりました。

Trevor Luxton

フランスの銀行員であるLuxton氏は、ウイルスによって彼のメール(元恋人に対する不適切なメール)が拡散され、謹慎。その後、解雇という結果になりました。

Kenneth Cole

アメリカ人の靴のデザイナーであるCole氏は、エジプトの革命中にツイッターで「カイロハイジャック」というハッシュタグを使用したことを非難され、謝罪をするという結果になりました。

Leigh Van Bryan

「アメリカを破壊しろ!」というツイートをした2人のイギリス人がアメリカへの入国を拒否されるということがありました。ツイートは「アメリカを楽しむぜ!」ということを意味したジョークだったと弁明しましたが、そのままイギリスへ戻されるという結果になりました。

Gene Morphis

Francesca'sのCFOであるMorphis氏は自身のfacebookとtwitterページにて企業の情報を漏洩してしまい、解雇されるという結果になりました。




'Social Security' Could Be the Future of Insurance - Huffington Post