基本的にはビール党です!という方も、ちょっとオシャレなバーなんかに入った時にはウイスキーなんかをロックでチビチビといきたくなったりしますよね。でも、もしかしたら意外と「ウイスキーの正しい嗜み方」というのは知られていないのかもしれません。ということで、本日はそんな方々へ向けた動画を紹介致します。
以下、スクリーンショットで動画を追いながら簡単に解説いたします。
グラスは”コピタ”と呼ばれるチューリップ型の小さなグラスを使います。
画像左側にあるようなロックグラスは使いません。
グラスにウイスキーをゆっくりと注ぎます。
グラスを回します。
で、捨てます。(古くなった部分を飲まないようにするため)
もう1度グラスにウイスキーを注ぎ、
回します。
グラスを鼻の近くまで持っていき、「こんにちは」と話しかけます。
もう1度、今度は「お元気ですか?」と尋ねます。
「いい調子ですよ。ありがとう」と聞こえてきたらOK。
こんな風に匂いを嗅ぐのは悪い例です。
これが正しい例。鼻をグラスに入れ、全てを感じ取れるようにします。
カウボーイのように仰け反りながら飲むのはよくありません。
まずは水をとりますが、
こんな風に水を持ってはいけません。
「指先を水に浸しながら持つ」というのが正しい方法です。なぜなら、この方法ならバーテンダーが間違えてお湯を入れてしまっていてもすぐに気付くことができるからです。ウイスキーにお湯を入れるということは、最大で6倍くらいウイスキーを駄目にしてしまっているということに他なりません。
ウイスキーに水を少しだけ注ぎます。35%というアルコール度数が最もウイスキーにとって理想的な状態です。
ウイスキーを口に含みます。
しばらくの間、噛み締めるようにウイスキーを口の中で堪能します。
ウイスキーを飲み込みます。
ファンタスティック!
続いて、バーで飲む場合。まずはバーテンダーがグラスにウイスキーを注ぐ時に出る素晴らしい音に耳を傾けます。
ただ、バーテンダーが急にこんなことをし始めて、
こんな状態のウイスキーが出された場合には、これはただ解けてくる氷がウイスキーを駄目にするだけであって、もはや”スコッチ・オン・ザ・ロックス”でもなんでもないので、
こんな風に無理に飲む必要はありません。
こうして・・・
こうです!
演出は多少過剰であったものの、おそらくこれが正しいウイスキーの嗜み方なのだと思います。お手本通りにウイスキーをまき散らしながらテイスティングしたい方はバーではなく、お家でやってみてくださいね。